真珠の調色・無調色の違い

真珠の調色・無調色の違いについて

女性の必需品と言われている真珠ネックレス。真珠の中でも「調色真珠」と「無調色真珠」があることをご存知ですか?「真珠もお化粧をする」という意味で、染みや汚れを落としたり、きれいに色を整える作業が行われています。
「調色」と「無調色」、あまり聞きなれない言葉だと思いますが、この2つにどんな違いがあるのかをご説明させていただきます。

統一感のある美しさ・真珠本来の美しさ

調色真珠
真珠の加工工程は、真珠を貝から採り出した後、染みや汚れを落とすために前処理や漂白等の下地処理を行います。この次の工程で、真珠本来の美しさを引き出し、色を整える作業を施すのですが、これを「調色」といいます。この作業は一般的であり、店頭に並ぶほとんどのあこや真珠は調色真珠といって良いと思います。
元の色味が分からなくなるほどの仕上げではなく、ネックレスとして珠を並べた時に統一感が出るように施されているため、ほんのりメイクをしているイメージで、ネックレスに仕上げた時のきれいに整った色合いが魅力です。
無調色真珠
無調色真珠とは、名前の通り調色されていない真珠のことです。前処理といわれる下地処理を行った後、通常は調色加工へと進めますが、 この前処理だけで留めたものを「無調色」といいます。貝から採れた状態でも十分に綺麗なために手を加える必要がありません。 色合いは黄味も感じられるような柔らかい自然なホワイト系となります。 ただ、調色・無調色というのはあくまで技法なので品質の良し悪しを決めるものではありませんので、どちらも比較したうえで、ご自身に合ったものをお選びになることが良いと思います。

CATEGORY

真珠のマメ知識


アクセスMAP


大きな地図で見る

駐車場はこちらになります

ルピナス角の信号を広小路方面に、およそ40メートル先の左側に駐車場2台をご用意しております。
*この道は矢印方向への一方通行ですので、ご注意ください。

ルピナスの駐車場