お母さまから譲り受けた
ダイヤモンドネックレスを利用して
アレキサンドライトのハワイアンジュエリーに
4本の指輪を溶かして、1本の指輪(ハワイアンジュエリー)に作り変えたリフォームです。
お客様は遠方にお住まいの方で、 当店のSNSをご覧になり、 メールでのお問合せから始まりました。
お預かりしたリングは お母様がご両親に贈った指輪で、お客様にとっては、 御祖父様と御祖母様が使っていたK18リングということでした。
今は御祖父様が他界され、御祖母様も着けることが出来なくなってしまったので、形見の指輪として譲り受けたということです。
今は御祖父様が他界され、御祖母様も着けることが出来なくなってしまったので、形見の指輪として譲り受けたということです。
ですが、着けてあげたくても、このままのデザインでは着けることが出来ず、 どうすれば着けてあげられるかを考えた時に、ジュエリーリフォームがあるということを思い出され、ご自身の大好きなハワイアンジュエリーに作り変えてあげたら着けてあげられるようになるとお考えになったそうです。
お客様のご希望は
「幅が5mmぐらいあって厚みのあるリングにしたいです。
しばらくは豪華な指輪も作れないかもしれないから 存在感のある指輪を作りたいです。 お気に入りの翡翠があって、この石は留めてほしい。子供がまだ小さいので、爪ではなく、ふくりん留めが良いです。」
しばらくは豪華な指輪も作れないかもしれないから 存在感のある指輪を作りたいです。 お気に入りの翡翠があって、この石は留めてほしい。子供がまだ小さいので、爪ではなく、ふくりん留めが良いです。」
とのことでした。
しかし、指輪2本だけですとお客様がご希望になる≪幅が5mmで厚みのあるリング≫は地金が足りず作ることができません。そのことをお伝えすると、「使っていないK18リングが2本あるので、こちらも使ってほしい。それでも地金が足りなければ出来る範囲内で良いので作ってほしい」とのことで、合計4本の指輪と翡翠をお送りくださいました。
製作方法は 、
当店で4本のリングを溶かして1本のK18リングを製作。地金のグラム数が足りましたので、お客様のご希望になる幅約5mm、厚みのある平甲丸リングを作ることができました。
当店で4本のリングを溶かして1本のK18リングを製作。地金のグラム数が足りましたので、お客様のご希望になる幅約5mm、厚みのある平甲丸リングを作ることができました。
ここから、ハワイ出身に職人さんに ハワイアンジュエリーの彫金と翡翠の石留めを行って いただきました。
ハワイアンジュエリーのモチーフはお客様のご希望で
翡翠の両サイドにプルメリア
その下にマイレとスクロール
を彫金していただきました。
翡翠の両サイドにプルメリア
その下にマイレとスクロール
を彫金していただきました。
ご依頼を受けてから約1か月、
こちらが出来上がりました翡翠入りの
K18 ハワイアンジュエリーです。
幅広で厚みがあり、
指輪のサイドにも彫金を施してもらっています。
翡翠も透明感があり、”とろん”とした色合いで 個性的で美しいリングに仕上がりました。
翡翠も透明感があり、”とろん”とした色合いで 個性的で美しいリングに仕上がりました。
宅急便でお客様にお送りさせていただきました。
お客様から、
「重厚感が凄いのと、彫りの美しさがなんとも言えず…ずっと眺めてました。
つけた時の滑らかな指通りもとても気を使ってくださっていて大変気に入りました! 思い切ってお願いして本当に良かったです!!宝物が増えました。」
つけた時の滑らかな指通りもとても気を使ってくださっていて大変気に入りました! 思い切ってお願いして本当に良かったです!!宝物が増えました。」
とのご感想をいただきました。
私たちも御祖父様と御祖母様が身に着けていた
大切な指輪を託してくださったことに感謝しており、
とても励みになりました。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
最後に、指輪を着けたお写真をメールで送ってくださいました。