ダイアモンドのリカット(再研磨)。カットを整えて、輝きをアップさせます!
こんにちは。
ルピナスの中村一弘です。
本日はダイアモンドのリカットをご紹介させていただきます。
お客様から、
「この指輪、ずっと使ってないんだけど、
そのうち孫に譲ってあげようかなと思って。
このままだと使わないかもしれないから
どうしたら良いかな?」
というご相談でした。
拝見させていただくと、
ダイアモンドは真っ白(無色透明)で
グレードはVS2でしたが、
VS2でもVS1に近い品質で
とてもきれいなダイアモンドでした。
写真で見ると、明るくて
ほんとにきれいなのですが、
ダイアモンドを判断できる人が見ると一瞬で
カットが少し甘いな!
ということが分かる輝き方でした。
ですので、
私からお客様へお伝えしたいこととして、
- とてもきれいな品質だが、
カットが甘いということ - 0.65ctあるので、再研磨をして
0.60ct台をキープさせつつ、
最大限に輝かせる
というような内容で、
リフォームをする前に再研磨をして、
理想的な輝き方をするように
カットを整えるということを
お薦めさせていただきました。
お客様からは
「じゃあ、研磨してもらおうかな。
石のまま譲ってあげても良いし、
そのうち何か作ってあげればいいよね。
譲るんだったら、きれいな状態にしてからの
ほうが喜んでくれるよね。」
ということで、カットを整えさせて
いただくことになりました。
研磨前のカットのグレードは
鑑定書を拝見できませんでしたが、
おそらく
GOODからVERY GOOD
なのではないかと思うのですが、研磨後は
EXCELLENT
まで高めることができました。
ほんとうはソーティングや鑑定書に
ハート&キューピッド
という記載がほしかったのですが、
職人さんによると、1か所だけ
乱れている部分があり、そこが原因で
エクセレントで止まってしまったと
いうことでした。
0.60ct台をキープするためには
この状態で止めておくことが
ベストだったそうです。
しかしながら、
ソーティングや鑑定書に
≪ハート&キューピッド≫
の記載がなくても
ダイアモンドスコープで見てみると、
ほぼハート&キューピッドが確認でき、
0.60ctをキープしながら、ここまで高めて
くれたので、これで十分だと思いました。
お客様にはこれから納品する予定ですが、
おそらく研磨前と研磨後の違いについて
どのように変わったのか
わからないかもしれませんが、
ダイアモンドスコープの写真をお見せしながら
カットが理想的なプロポーションになり、
美しく輝くようになったことを
お伝えしたいと思います。
今回はご紹介させていただいたように、
ダイアモンドはカットを整えることによって
輝きは断然に良くなります!
今も昔も、石の大きさを稼ぐために、
カットのバランスを犠牲にしてしまうことも
よくあります。
そのため、その石が持つ本来の輝きを
存分に引き出せていない
ということもあります。
ですので、
- もっと輝かせたい!
- 輝きが良くなるかどうか知りたい
という方がいらっしゃいましたら、
お気軽にご相談ください。
本日は、ダイアモンドの再研磨について
ご紹介させていただきました。
最後までお読みくださり、ありがとうございます。
ジュエリープラザルピナス
静岡県三島市寿町9-30
TEL 055-976-2840