珊瑚リングをリフォーム。お母さまの形見のK18紅サンゴリング。 普段使いのK18ペンダント(ミル打ち)にジュエリーリフォーム
こんにちは。
ルピナスの中村一弘です。
本日は、K18紅サンゴリングのジュエリーリフォームをご紹介させていただきます。
お客様のお話によると、
「石がこんなに大きいし、デザインも古いから着けてあげたくても着けられない。
このままじゃ可哀そうだから、気楽に着けられるように、ペンダントでも良いから何とかできないかしら。」
とのことでご相談くださいました。
石を拝見させていただくと、縦が25mmもある大きな紅サンゴでしたが、紅色で色むらのない美しい色合いで、
購入してから何十年も経っているとは思えないほどの美しい表面をしておりました。
気楽に着けられるようなデザインにしたい!
というお客様のご希望でしたので、サンプルデザインとして、当店で以前にリフォームさせていただいたことのある
紅サンゴリングのお写真をご覧いただきました。
「シンプルなデザインで、こんな感じにしてもらおうかな」
ということになり、
予算を抑えながらもオシャレなデザインに仕上がる伏せ込みのミル打ちデザインでお作りさせていただくことになりました。
また、ミル打ちにバチカンを付けるだけのとてもシンプルな方法もあるのですが、
より高級感やキラッとした輝きを出し、着ける楽しみを増やしていただくために、0.10ctのダイヤモンドを入れてみる方法もあるということをご提案させていただきました。
「せっかく作るんだから、ダイヤモンドを入れてもらおうかな」
ということになり、010ctのきれいなダイヤモンドを入れてお作りさせていただくことになりました。
お預かりしてから約3週間。
新しく生まれ変わった紅サンゴのペンダントがこちらになります。
紅珊瑚とK18の色合いがとても美しく、ダイヤモンドがキラリと輝く上品なペンダントへと生まれ変わりました。
お客様もすぐにご来店くださり、すぐに着けてくださいました。
「すごい良く出来た!
これなら白い洋服にも黒い洋服にも合わせやすい!
ダイヤモンドも存在感があって、入れて良かった!」
とお喜びになり、着けてお帰りになられました。
お母さまが残してくれたジュエリーの中で、今回のお客さまと同じように紅サンゴをお持ちの方も多くいらっしゃるかもしれません。
紅サンゴに対しては、「あまり価値ないでしょ?」と思われている方も多いのですが、
紅色の優しい色あいが魅力的な宝石です。K18に合わせると上品なジュエリーに生まれ変わりますので、
「デザインが古いから、使ってあげたいけど着けられない。」
とお悩みの方はお気軽にご相談ください。
本日は、お母さまの形見の紅サンゴリングのジュエリーリフォームをご紹介させていただきました。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。
ジュエリープラザルピナス
中村 一弘