ルビーリングのリフォーム。若い頃にお母様が買ってくれたK18ルビーリング。「きれいなルビーだし、着けていたいけど、デザインが古く感じるから…」とジュエリーリフォーム
こんにちは。
ジュエリープラザルピナスの中村一弘です。
本日は、K18ルビーリングのジュエリーリフォームをご紹介させていただきます。
ご来店くださいました方は何年も前から当店を利用してくださっている大切なお客様です。
普段からシルバーやK18・プラチナジュエリーなど材質に拘らずさりげなく身に着け、お洋服や場所によってジュエリーを使い分けて楽しまれているオシャレな女性です。
今回は、若い頃にお母様がプレゼントしてくれたというルビーの指輪をお持ちくださり、新しいデザインにリフォームしたいということでご来店くださいました。
お客様のお話によると
「 この指輪が母が若い頃に買ってくれたんだけど、最近、デザインが古く感じるようになって、ほとんど着けなくなってしまったの。
きれいなルビーが入っているし、メレーダイヤモンドもたくさん入っているから使わないともったいないから、この石を全部使って新しいデザインに作り変えてもらおうと思って。
平打ちリングのようなシンプルなデザインで、ルビーを真ん中に入れて、両サイドにメレーダイヤモンドを敷き詰めたデザインを考えているんだ。
できれば指輪の幅を広くして、ルビーがはみ出ないようにしたい」
とのことでした。
ルビーリングを拝見させていただくと、ルビーが0.71ct、メレーダイヤモンドは合計42石ー0.70ctが入っておりました。
ルビーもメレーダイヤモンドも品質が良く、キラキラとした輝きが美しい指輪でしたが、お客様が感じている通り、20年ほど前に流行ったデザインであり、なんとなく「何年か前のデザインだな」という雰囲気がありました。
普通に身に着けていればそれほど気にならないデザインかもしれませんが、ジュエリーを着けかえて楽しんでいるお客様にとっては少し古さを感じてしまっていたのかもしれません。
ご希望になるデザインは、
・平打ちリングのようなシンプルなデザイン
・ルビーを中央に、両サイドにメレーダイヤモンドをすべて埋め込む
・ルビーが指輪からはみ出ないように
ということでしたので、こんな感じかなとその場で簡単なスケッチを描かせていただきました。
ルビーが指輪からはみ出ないようにしながら、バランスよく配置するためにメレーダイヤモンドを3列にし、片側に21石ずつ埋め込んでいくことになりました。
製作する際は、石を外したK18リングを溶かして作りますが、こちらのリングだけでは足りない為、
当店で新しい地金を追加させていただくことになりました。
お預かりしたから約1か月、出来上がりました新しいK18ルビーリングがこちらになります。
写真だけではわかりづらいのですが、指輪の幅や厚みを持たせているので、かなりどっしりとした重量があり、ルビーもメレーダイヤモンドも品質の高い石が使われていたことで輝きのある美しいルビーリングへと生まれ変わりました。
お客様からも手にした時のどっしりとした重量感と、思っていた以上にルビーとメレーダイヤモンドが輝いていたことに
「結構きれいな石が入っていたんだね!重さもこんなにどっしりとしているといいね!」
と、うれしいご感想をくださいました。
今回お作りさせていただいた指輪は既製品にはない重量感や、流行りに左右されないデザインとなっておりますので、これから先は、今お使いの指輪と一緒に身に着けていただいたり、お洋服に合わせて様々な場所でお楽しみいただけたらうれしく思います。
ありがとうございました。
宝石の輝きは、眺めているだけで自然と心が明るくなり、前向きな気持ちにさせてくれる力があります。
眠り続けているジュエリーを新しく生まれ変わらせたり、輝きを失っているジュエリーを蘇らせて、大切に身に着けることによって気持ちもビシッと引き締まり、前向きな力を与えてくれます。
「このまま眠らせておいたらもったいないなぁ、可哀そうだなぁ、使ってあげなきゃ」と気になっているジュエリーがございましたら、きっと明るい気持ちになれますので、ルピナスへお気軽にご相談ください。
本日は、K18ルビーリングのジュエリーリフォームをご紹介させていかわいそうだな。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。
ジュエリープラザルピナス
中村 一弘