ルビーリングのリフォーム K18ルビー入りファッションリングのジュエリーリフォーム ペンダントに作り替える

こんにちは。ルピナスの中村一弘です。
本日は、K18ルビーファッションリングのジュエリーリフォームのご紹介をさせていただきます。

お持ちくださいましたお客様は、当店へ初めてご来店くださいました。
毎日職場へ向かう時に当店の前を通っており、工房で仕事風景を見て当店をお選びくださったそうです。

お持ちくださった指輪は、K18ルビー入りのファッションリングです。

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K18ルビー入りファッションリング
K18ルビー入りファッションリング リフォーム前

四角いカットのルビーが7石とメレーダイヤモンド12石がちりばめられたウェーブデザインのファッションリングです。

昔、ご主人からいただいたリングとのことでしたが、いつの間にか指の関節が太くなってしまい、指輪はあまり着けなくなってしまったそうです。

「このまま着けないでしまっておいても、なんか寂しくて・・・。ペンダントだったら着けられるから、ペンダントに作り替えてほしい。」


「でも、デザインもイメージが沸かないから、何か良いデザインを考えてくれない?できれば、主人から贈られたものだから、ルビーもメレーダイヤモンドもK18もそのまま使ってほしい。」

というご依頼で、ご夫婦の温かさが伝わってくるお言葉もいただきました。

デザイン

指輪に入っているルビーとメレーダイヤモンドをよき見てみると、12石のメレーダイヤモンドはほぼ同じサイズが使われておりましたが、四角いカットのルビーは若干サイズが違っているようでした。

簡単ではありますが、その場で何点かデザイン案を描き、その中から一番シンプルで、ずっと着けていられそうなデザインをお選びいただきました。

決まったデザインは、縦方向にルビー7石をレール留め、両サイドにメレーダイヤモンドを6石ずつ埋め込むデザインです。

制作

石をリングから外し、K18を溶かして製作していきます。

製作にあたり、K18が若干足りなくなると思われましたので、新しいK18を付け足すことをご了解いただきました。

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製作工程

パーツごとに製作しております。ルビーが透き間なくきれいに留まるように調整したあと、各パーツをロー付けし、枠を完成させます。
ここからの石留めは、専門の職人さんにお願いしました。

製作期間はおよそ2週間、出来上がりましたペンダントがこちらになります。

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リフォーム後 K18ルビーペンダント

ルビーもメレーダイヤモンドも内包物の少ない、きれいな石でしたので高級感のあるペンダントに仕上がりました。
若干サイズの違うルビーもきれいに留まっています。

ペンダントが出来上がったことをお客様にご連絡し、翌日ご来店くださいました。

チェーンはお持ちのものを使用する予定でしたが、お手持ちのチェーンにはペンダントヘッドが付いており、取り外しのできないタイプであった為、新しくアズキチェーンを購入し 、ルビーペンダントにアズキチェーンに通し、身に着けていただきました。

「とってもステキ!!作り替えて良かった。ありがとう。このまま着けていくね。」

と、とてもうれしいお言葉をいただきました。
私たちもうれしかったです。当店にお任せくださり、本当にありがとうございました。

ジュエリーリフォームは、お客様がリフォームすることをお決めになる時点で、様々な思い出が込められていると思います。
思い出が込められているからこそ、新しく作り直してまた使ってあげたい!というお気持ちでジュエリーリフォームをご決断される方々がほとんどです。

新しいジュエリーを購入されることもとても楽しいと思いますが、今まで大切にしてきたジュエリーをリフォームして、再び生まれ変わった姿を見ることはそれ以上の喜びを感じることができるのではないでしょうか。

私たちは、お客様のお気持ちをしっかりと受け止め、お持ちくださった指輪にも同じように受けとめ、お喜びいただけるように気持ちを込めて製作していきます。


「今まで愉しませてもらったけど、今はデザインが古くて使えないから、作り替えてみようかな~」

とお思いのお客様がいらっしゃいましたら、お気軽にご相談ください。

本日は、K18ルビー入りファッションリングをペンダントに作り替えたジュエリーリフォームをご紹介させていただきました。

お読みくださり、ありがとうございました。

ジュエリープラザルピナス   中村 一弘

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