トパーズリングのリフォーム お母さまから譲り受けたK18ブルートパーズリングをジュエリーリフォーム 再研磨をしてPtペンダントに
こんにちは。
今日は、お母さまから譲り受けたK18ブルートパーズリングのジュエリーリフォームをご紹介いたします。
K18にブルートパーズの角石が入ったシンプルなデザインです。
お母さまは留められているブルートパーズの淡い色合いがとてもお気に入りだったとのことで、いつも身に付けていたそうです。
その為か、ブルートパーズの表面にはかなりのキズが付いてしまっている状態でした。
お客様もお母さまからいただいたこのブルートパーズがとてもお気に入りとお話しくださいましたが、
・デザインが古くて、ブルートパーズもかなりキズついてしまっている
・指輪だと使わないと思うから、気軽に身に着けられるようにシンプルなプラチナペンダントに作り替えたい
・小さくていいからダイヤモンドも入れて!
というご希望でリフォームを承りました。
デザインはお客様とご相談しながら、
・チェーンが取り外しできるようにバチカンを付ける
・ブルートパーズの上に、0.15ctのダイヤモンドを伏せ込みで留める
・ちょっとした遊び心で、ブルートパーズを斜めに留める
ことに決定いたしました。
リフォームを行うにあたり、使わないK18やプラチナをお持ちいただいたので、費用はかなり抑えて作ることができるようになりました。
お預かりしてから最初に行った作業は、ブルートパーズのリカット(石磨き)です。
エッジ部分がザラザラで美しさが損なわれていました。
リカットは専門の職人さんにお願いし、約1週間ほどで出来上がってきました。きれいに磨きなおしたブルートパーズがこちらになります。
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ザラザラだったキズがなくなり、瑞々しいブルートパーズに蘇りました。
ここから先に製作するペンダントヘッドは当店で手作り製作いたします。
ブルートパーズは角石で角が尖ったままでしたので、石留めは石を傷つけてしまわないように気をつけながら石留めを行いました。
出来上がりましたペンダントがこちらになります。
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シンプルでブルートパーズが際立つデザインに仕上がりました。
お客様は、私の両親がルピナスを開店する前、30年以上前の卸をしていた時代からお付き合いをさせていただいている大切なお客様です。
今回は静岡の蒲原までお届けさせていただきました。
さっそく、お手持ちのプラチナチェーンに通して身に着けていただき、「これだったら普段から着けていいよね!お母さんにも近いうちに見てもらおう。喜んでくれると思う。ありがとう!」とおっしゃっていただきました。
父が卸で静岡県内を飛び歩いていた頃から「ジュエリーのことは中村さんのところに」と、お母さまがいつも気にしてくださり、娘様も何かあったら必ず声を掛けてくれます。
両親とお母さまとの間で長年に渡って築き上げた信用を私も大切にし、長いお付き合いをさせていただきたいと思います。これからもよろしくお願いします。
本日は、お母さまから譲り受けたK18ブルートパーズリングのジュエリーリフォームをご紹介させていただきました。
お読みくださり、ありがとうございます。
ジュエリープラザルピナス 中村一弘