立爪リングのリフォーム デザインが古く、背が高すぎて使っていない婚約指輪をジュエリーリフォーム
こんにちは。
本日は、婚約指輪Pt立爪ダイヤモンドリングのリフォームのご紹介です。
今回ご依頼された方は古くから当店をご利用くださっている大切なお客様です。
ご主人からいただいた婚約指輪Pt立爪ダイヤモンド1.00ctということでした。
こちらのリングは昔流行った立爪リング。
その中でも特に背が高いデザインで身に着けているとお洋服に引っ掛けてしまったり、ぶつけてしまうことがあり、しばらく使っていなかったそうです。
でも「1.00ctもある大きなダイヤモンドだし、宝石箱に入れておくのはもったいないから、リフォームをして身に着けられるようにしたい」ということでご主人のご了解を得て、新しいデザインに作り変えることをお決めになったとのことです。
新しいデザインへのご要望は
・背の低いデザインに
・キラキラしたデザインよりもしっとりと落ち着いたデザインがいい
・予算は極力抑えたい
とのことでした。
そこで当店にある一粒ダイヤモンドを何点かピックアップし、
当店で一番人気のこちらのリングをお選びいただきました。
ダイヤモンドの両サイドにはメレーダイヤモンドとミル打ちが施されたデザインで、アンティーク感もあり繊細な輝きが魅力的です。
メレーダイヤモンドは当店で用意し、リング横の彫金はいらないとのことでした。
今回は1.00ctという大きなダイヤモンドでしたので、枠全体もボリュームをつけないとアンバランスになってしまうので、1.00ctのダイヤモンドにふさわしいリングの太さで製作することになりました。
こちらの写真は、製作工程の一部です。
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お客様の立爪リングと不足してしまう分の新しいプラチナを追加して、一緒に溶かして製作しました。
当店では枠までを製作し、メレーダイヤモンドの石留めやミル打ちは専門の職人さんに依頼しています。
完成したリングがこちらになります。
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サンプルリングよりもボリューム感が増しており、プラチナはおよそ10gになりました。
ミル打ちもきれいに仕上げられ、上品で落ち着いたデザインへと生まれ変わりました。
お客様は出来上がったその日にご来店くださり、生まれ変わった指輪に大変お喜びいただけました。
そして、ご来店時に着けてこられた指輪をリングケースにしまい、「せっかく新しくなったから、そのまま着けて帰る」とおっしゃってくださりお帰りになられました。
新しくなった指輪、ご主人にもご覧いただき、お二人で喜んでいただけたらうれしいです。
いつもオシャレで上品なN様、いつも当店をご利用くださいましてありがとうございます。
ご主人といつまでも仲良くお元気でお過ごしください。
本当にありがとうございました。
本日は、使えなくなってしまった婚約指輪、Ptダイヤモンド立爪リング(1.00ct)のリフォームをご紹介させていただきました。
本日もお読みくださり、ありがとうございます。
ジュエリープラザルピナス
中村 一弘