指輪・ペンダントの石取れ 修理 ダイヤモンドリングの石取れ・爪の修復
爪がなくなり石が取れてしまった!!
本日は爪の修復のご紹介させていただきます。
こんにちは。
ルピナスの中村一弘です。
お預かりしたリングは結婚指輪です。家事や育児に忙しい毎日をお過ごしになっていた為、すべての爪がすり減ってしまい、左から2石めのダイヤモンドはとうとう取れてしまったとのことです。
わずかに残っている爪で留め直したのですが、それでもすぐに取れてしまう状態でし、このまま1石だけ直してもまた別の石が取れてしまう怖れもありました。
お客様によるとリフォームをして作り直そうとお考えにもなられたそうですが、
・予算をあまりかけたくない
・記念のものなので、できればこのまま直して使いたい
とのことでした。
メレーダイヤモンドは合計5石・爪は全部で18本ありましたが、リフォームせずにすべての爪を修復することで承りました。
期間はおよそ1~2週間前後、レーザーで爪を盛るという作業を行い、出来上がりましたリングがこちらになります。
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解りづらいかもしれませんが、すり減ってしまった爪がこんもりとした爪に蘇り、すべてのメレーダイヤモンドをしっかりと留めています。
傷だらけだった指輪もきれいに磨きあげ、購入した当時の美しさを取り戻しました。
さっそくお客様にご連絡をしご来店いただきました。
ご覧いただくと、メレーダイヤモンドを留めている爪が小さいのでよく分からないとのことでしたが、きれいになった指輪と予算が抑えられたことにお喜びいただけました。
これからも家事や育児にと毎日外すことなく身に着けていくということで、何年か先にまた爪がすり減ってしまうこともあるかもしれませんが、またお直しできますので安心して身に着けていてください。
長くお使いになっていると知らず知らずのうちにぶつかったりしていて、爪がすり減ってしまうジュエリーをよくお見かけいたします。
大事な宝石が取れてしまったり、紛失してしまう場合もありますので、時々ご確認してみてください。
本日は、すり減ってしまった爪の修復をご紹介させていただきました。
ありがとうございました。
ジュエリープラザルピナス
中村 一弘