婚約指輪のリフォーム 婚約指輪をお嫁さんの婚約指輪にジュエリーリフォーム。お母さまからお二人に贈り物。

こんにちは。ルピナスの中村一弘です。

本日は、使っていない婚約指輪をご子息様の婚約指輪へ作り替えたジュエリーリフォームをご紹介させていただきます。

ご来店してくださいましたお客様は、少し前にお嬢様へのプレゼントでパールペンダントを初めて購入してくださいました。

その時のお話の中で、
東京にお住まいのご子息様のご結婚が決まったこと、ご主人からいただいた婚約指輪の立て爪ダイヤモンドリングのデザインが古くなってしまい、ずっと使えないでいるからご子息様の婚約指輪として新しいデザインに作り替えて二人に贈ってあげたい、受け継がれるダイヤモンドになってほしいとのことでした。

デザインに関しては、ご子息様がお望みになるデザインにしたいとのこと。
どんなデザインにしたいのかをご子息様に考えてもらって、決まり次第婚約指輪を持ってくるということになりました。

立爪リングの婚約指輪
お持ちいただいた立爪リングの婚約指輪

およそ2週間後に再度ご来店くださり、ご子息様からいただいたご希望のデザインを携帯電話の画像で拝見させていただきました。

ヨーロッパのデザイナーさんのジュエリーということでしたが、携帯電話の画像ということもあり細かな細工までは確認しきれないこともあったのですが、

・リングはプラチナ、ダイヤモンドを留める石枠はK18で伏込み
・センターに1石のシンプルデザイン
・リング全体に鎚目模様とツヤ消し加工

というデザインでした。

ご子息様は婚約指輪についてはどのようなデザインが良いのか検討もつかなかったようですが、SNSで様々な人達に質問し、「海外のあるデザイナーさんのブランドが人気があるよ!」というアドバイスをいただき、彼女とお二人で直接店舗へ赴き、購入しようかなと決かねていたそうです。

しかし、お母さま(お客様)のダイヤモンドが大きくて品質も良く、

「新しい婚約指輪を購入するよりも今あるダイヤモンドを使って、こっちのお店で作り替えたほうが断然安くていいよ、あなた達はこれからまだまだたくさんお金もかかるし、今回は私からの贈り物として受け取ってほしい。そのかわり結婚指輪はあなた達二人で好きなところで自由に決めたら良いよ。」

ということでご子息様もご納得し、当店で作り替えていただくことになりました。

ご注文を受けてからおよそ3週間、出来上がりました指輪がこちらになります。

↓ ↓ ↓

リフォーム後の婚約指輪

プラチナとK18のコンビデザイン、鎚目模様とツヤ消しを施しています。

私達はご子息様とお会いしたことはないのですが、お客様に納品させていただく際には生まれ変わったリングを見てお喜びいただきました。

それから約一ヶ月後、当店で6月6日から開催いたしますラベンダーフェアーのご案内をお客様宅へ直接お届けさせてもらった際にご子息様からのご感想をお聞かせいただきました。

「すごい喜んでたよ!携帯に写真が送られてきたから見て!」

とお話しくださり、スカイツリーをバックに彼女とお二人の笑顔の2ショットと婚約指輪と結婚指輪を身に着けた写真をお見せくださいました。

正直なところ、お二人に喜んでいただけたのかどうかとても心配だったのですが、「喜んでたよ」とご報告くださり、お二人で身に着けたお写真を拝見できたのでホッと安心いたしました。ありがとうございました。

当店では最近、お母さまが使わなくなったダイヤモンドリングをリフォームして、ご子息様やお嬢様への贈り物としてご利用されるお客様も増加しているように思えます。

新しい指輪を購入してくれるのは当店でもとてもうれしいことですが、お母さまの思い出のあるジュエリーが形を変えてお子様達に渡っていくこともとても素敵なことだと思います。
このようなお仕事をお任せくださることにとても感謝しております。
一人ひとりのお客様にしっかりとお喜びいただけるように、一点一点気持ちを込めて製作させていただきますので、婚約指輪のリフォームをご検討の際には当店にぜひご相談ください。

本日は、お母さまの婚約指輪をジュエリーリフォームして、ご子息様と彼女に贈った婚約指輪のご紹介をさせていただきました。

最後までお読みくださり、ありがとうございました。

ジュエリープラザルピナス   中村 一弘

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