サイズ直しができない指輪を着けられるように。エポキシ樹脂のリング

エポキシ樹脂の指輪

こんにちは。
ジュエリープラザルピナスの中村一弘です。

本日のご紹介は、サイズ直しが出来ない指輪、ゆるくて着けられない指輪を着けられるようにしてほしいというご依頼です。

お客様がお持ちになられたお悩みの指輪がこちらになります。

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エポキシ樹脂の指輪
エポキシ樹脂の指輪

銅?で出来たエポキシ樹脂の指輪でした。
お身内の方がお亡くなりになり、その方から遺品として譲り受けた指輪とのことです。

「せっかくもらったのにサイズが合わなくて着けられないのよ~。着けてあげたいんだけど、ブカブカで着けられないからどうにかして着けられるようにできないかしら。お願い!」


というご相談を受けました。
お預かりしてリングサイズを測ってみると、エポキシリングはサイズが14番。
お客様のサイズは7番でした。

お預かりしてリングサイズを測ってみると、エポキシリングはサイズが14番。
お客様のサイズは7番でした。

基本的には、指輪のサイズ直しを行う場合は一度糸のこで指輪を切断し、
そこから広げる場合には新しい地金を追加したり、縮める場合には切断部分を何ミリか切り落としてサイズを調整していく方法となります。
ある程度のサイズ調整できたら、切断部分をロー付けして指輪の形を整え直していきます。

ですが、エポキシリングの場合は一度切ってしまうと、エポキシ部分を元に戻すことはできないということ、切断部分に細かな亀裂が入り、そこからどんどん剥がれ落ちてしまう恐れもあります。 また、溶接する場合にはエポキシ部分に火を当てると溶けてしまったり変色してしまう場合もございます。

本来であれば、お受けできないことをお伝えしなければならないのですが、幸いなことに、お客様のリングサイズが7番だったということもあり、小さなシルバーリングを作って
エポキシリングの中に入れるという方法でサイズ調整を行わせていただくことになりました。

製作段階ではありますが、こんな感じです。

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エポキシ樹脂の指輪とシルバーリング
エポキシ樹脂の指輪とシルバーリング

エポキシに傷を付けてしまわないようにすること、エポキシリングとシルバーリングがすぐに外れてしまわないような適度な調整を行いながら進めてまいりました。

…一番肝心の仕上がり状態の写真を誤ってデジカメから削除してしまい、完成品はご紹介できなくなってしまいましたが、およそこのような感じでエポキシリングの中央にシルバーリングを固定いたしました。

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サイズ直しの出来ないエポキシ樹脂の指輪の中にシルバーリングを入れて、身につ受けられるようにサイズを調整いたしました。
エポキシ樹脂の指輪の中にシルバーリングを入れます。

出来上がり後、お客様に着けていただいたところ、サイズがピッタリと合いました。

「あ~、サイズピッタリ。ありがとう!うれしい。」
というお言葉をいただくことができました。

今回のお客様は、もう何十年も前から当店をご利用くださるお客様です。
最近はお年を召し、新しいジュエリーを購入することも少なくなってきましたが、それでもジュエリーを身に着ける方が大好きな方で、何かあるとすぐに当店へ足を運んでくれます。
これからもご主人とお元気でお過ごしいただけることを祈っております。

今回のように、サイズ直しができない指輪であっても、サイズを縮める場合はこのような方法で合わせることもできますので、同じようなお悩みのお客様がいらっしゃいましたら、お気軽にご相談ください。
(シルバーリングの制作は税別12,000より承ります。)

本日は、サイズ直しができないエポキシリングを身に着けられるようにする修理をご紹介させていただきました。
お読みくださり、ありがとうございました。

ジュエリープラザルピナス
   中村 一弘

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